弓と的と三日月、的が無ければ当たらない、目標が無ければ到達しない。こんな簡単なことが何故分からなかったのか?不思議だが今の自分には的が無くなっていた。的を見定め真ん中を射抜くのが人生だ。的に当たったら次の的を探すのがマットウ(真っ当)なのだ。まさしく今の自分は的外れ。ツミというのはラテン語で的外れのことを意味すると教えて貰った。的に当たらなかったからツンドクという意味だろうか。標的が見えた時点で自分(魂)は既にそこに到達しているという。そこに物体を引き寄せる。的がなければ引き寄せることも出来ない。明確な的が必要だ。三日月の中心点、弓月、見えない部分に魂はある。月の満ち欠けで体調が変化する。手足の見えない部分は霊性を持つ。そこでどのように繋がるか?
2010年5月19日水曜日
2010年5月10日月曜日
セイトオカルト
ようやく春である。春は植物が青々と芽吹く時期でもあり動物達は子育てや発情期が始まり、ジューンブライドの時期でもある。ところでセイとは何だろう?これほど隠された本質はない。このことに関しては頭では分かっても体得している人はほとんどいないかもしれない。国家や宗教による表立つなという規制などある面厳しい快楽の抑制と太古からある当たり前の人間の営み。現代にいたってもなお知識による教育ですら覚束なく試行錯誤が繰り返され、道徳や倫理的な壁もあり何人も簡単には教えられない秘密性を持っている。せいぜい表向きの身体構造と名称、肉体的に赤子がどこから産まれてくるかといった知識であり、快楽や快感、苦痛といった体感は公的に教えることは難しい、とにかく恥ずかしさが先立つのが普通の感覚であり、まさにヒメゴトだ。またセイは原因と結果であり縁そのものであり親子の関係性であり、死と誕生の秘密が聳え立つ。シシュンキに“ぽるの”やシュンガに興味を持ち、せいぜいがその程度の知識のまま大人になる人も多いことだろう。古来から皆が知っており、その過程を通して自分が産まれて来たのにもかかわらずその行為はタブー視されるという不思議さ。オカルトにおいても究極の秘密と言われ今の時代においてはこの秘密を開示することが出来ないという。このことをいいことに氾濫する有象無象のぽるの産業や性風俗産業、はたまた秘密を悪用する破廉恥宗教団体なども古今東西、後を絶たない。では動物と人間でセイについて何が異なるのかという点が問題になる。身体性と精神性とエネルギー性が合わさり死者との関わりもある淫靡性が存在する点かもしれない。死者というのは輪廻転生からいうと産まれてくる前段階の関係性にあるからである。受胎し、子が産まれる前のステップであり陰の部分にあたる、陰から陽への動的な展開が子が産まれる瞬間にやってくる。肉体的には下腹の調子の影響を受け排泄の影響をうける。肉体およびアストラル体の活動が活発化し熱の上昇を伴いながら、月の影響を受けやすい体液が分泌物という形態をとり多様なアストラル的物質として体内から放出される。この間に自我がどこへ行っているかということも喘ぎ声の意味することと共に興味深い。しかし概して現状の人間は自分も含め混乱しているのではないだろうか?というのもこれは一般的な人間が前世を憶えていないのと同様のことであり、また普通の人間が通常霊界を視ることが出来ないのとも共通のことであるからである。また漢字のセイの字には聖・星・醒・正・政・世・勢・凄・性・生・斉・逝・青・清・精・情・靖・犀・姓・甥などがあり、イキルこととシヌことが含まれていることが分かるそれにホシ、アオというツクリにも興味深いものがある。星にはアストラルの意味があり、青には月の意味が付与されるからである。
2010年5月7日金曜日
擬似霊界が好きな現代ビト(その1)
多人数同時参加型オンラインゲーム(MMORPG=Massively Multiplayer Online Role-Playing Game )をする人は今では相当な数がいると思われる。ネトゲ廃人などという言葉もあり、ゲーム依存による死者や育児放棄の事例など、オンラインゲームが先行する韓国や中国などでも問題になっており日本でも中毒症状を呈している人達がいるだろう。ネット社会が同時世界的に拡張発展する中で普遍的な問題になってきていると思われる。それほどまでにのめり込める理由は何であろう?その一つに仮想現実(バーチャル)の世界ではオンラインで繋がってさえいれば時間や空間を超えてゲーム内で一緒にパーティを組んだり、会話(チャット)を楽しむことが出来ることが上げられる。二つ目にゲーム内でのヒトガタ=人形(アバター)を使って実際の性別・容姿・年齢に関係なく、もちろん学歴や職業・社会的地位も関係なくゲームに参加できるという仮想平等性ということも上げられるかもしれない。3つ目としてパチプロみたいにゲーム内仮想通貨の現金化(リアルマネートレード=RMT)で実生活を送っている人もいることだろう。時空の関係でいえば国内専用サーバのゲームであれば例えば九州、北海道、広島でゲームをやっている人がゲーム内の冬景色を背景に「今日は寒いね」と会話しても実際の寒さの度合いはかなり違う。海外サーバのオンラインゲームなどではそれに加えて時差が生じるのでゲームを終了する挨拶で「good night!」が適切かどうかということもある。現実世界で挨拶の基本である空模様を見ての天気の話や時間や時候(北・南半球の違い)の挨拶が通用しないというのもオンラインゲームならではの現象だ。世界各国の人間が時差を超えてゲーム内で遊んでいる。言語においては英語を使う人が多いがチャット画面の文字を追っても何語か良くわからないことも多い。略語やアングラ語も多いので尚更だ。同一の仮想空間内に実際には地球上のあちこちにいる人間が同時に集まる状況というのはネット社会が現れる前にはありえなかった。
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